⭐納得⭐

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐
発達障害の子にとっての「納得」のつくりかた
分かった≠行動ではない
発達障害の子と関わっていると、こんな場面はありませんか?
• ちゃんと説明した
• 「分かった」と言った
• なのに、行動が変わらない
このとき多くの大人は
「分かったって言ったよね?」
「なんでやらないの?」
と混乱してしまいます。
でも、発達障害の子にとっての「分かった」はゴールではありません。
「分かった = 行動」ではない
発達障害の子の場合
• 分かる(理解する)
• 納得する
• 行動に移す
この3つが一直線につながっていないことがよくあります。
特に
• ASD(自閉スペクトラム症)
• 感覚や認知のこだわりが強い子
は、理解しても、すぐに動けないことが多いです。
それは怠けているからでも、反抗しているからでもありません。
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実行には「時間」が必要
発達障害の子は、行動の前に頭の中でこんな作業をしています。
• 本当にそうなのか?
• 自分の中の基準と合っているか?
• 今やって大丈夫か?
• 失敗しないか?
これを一気に処理しようとするため、
理解してから行動までに「間」が生まれます。
大人が焦らせるほど、止まります。
気持ちは「後から」ついてくる
多くの大人は「気持ちが納得したら動ける」と思っています。
でも発達障害の子の場合
動いてみてから、あとで気持ちが追いつく
という順番のことがとても多いです。
だから「気持ちが納得するまで待つ」は、永遠に動けないこともあります。
「こうしよう」と言われたらまず自分の基準を確認する
発達障害の子は、指示を聞いた瞬間に
• 自分のルール
• これまでの経験
• 成功・失敗の記憶と照らし合わせます。
この自分基準の確認作業を飛ばすことができません。
そのため「分かったように見えて、まだ内部処理中」という状態がよく起こります。
納得しかけたときに別の言葉が入ると振り出しに戻る
これは本当によくあります。
• 納得しかけた
• いま動けそうだった
• そこに
• 別の言葉
• 別の視点
• 他の人の意見
が入ると……
最初から考え直しになります💦。
大人側は「さっき分かったやん!」と思いますが、子どもの中では新しい情報が入った時点で再構築が必要なのです。
💡「納得しなくてオッケー」という考え方
ここがとても大事です。
納得しなくても行動していい
納得しない自分のままやってみていい
発達障害の子にとって「完全に納得してから動く」は難易度がとても高い。
だから支援では、
• 納得を求めすぎない
• 気持ちを整えすぎないことが、逆に助けになります。
納得を「行動に預ける」という支援
おすすめなのはこの考え方です。
納得は、先に作らなくていい行動に預けて、あとで育てる
具体的には、
• 「とりあえず1回だけやってみよう」
• 「途中でやめてもいいよ」
• 「できたかどうかは後で考えよう」
こうすることで、
• 行動 → 経験
• 経験 → 安心
• 安心 → 納得
という順番が生まれます。
大人ができる関わり方まとめ
✔ 分かった=行動だと思わない
✔ 実行までの「時間」を許す
✔ 気持ちは後からでいい
✔ 自分基準の確認を邪魔しない
✔ 言葉を足しすぎない
✔ 納得しなくてオッケー
✔ 納得は行動に預ける
🍀てなことで🍀
発達障害の子の「納得」は、大人が思う納得とは、形も順番も違います。
でもそれは
• わがままでも
• 頑固でも
• 理解力が低いわけでもない
脳の処理の仕方が違うだけ。
納得を急がず、
行動に任せて、
あとから一緒に振り返る。
それが、発達障害の子が安心して動ける「納得のつくりかた」です。

